常滑 山田絵夢さんの花入れです。
冬の景色の中でそっと色をつける椿。
そのまるい蕾や、ほどけるように開く花びらの柔らかさを
やさしく受けとめてくれる花入です。
山田絵夢さんの初期作で、
手に触れると土のぬくもりを感じるような荒土の表情と、
炭色の黒がほのかに溶け合う深い色合い。
固い感じではなく包み込むような静けさがあり、
椿のやさしい気配と品よく寄り添います。
開口部の自然な形は、
冬椿の蕾をそっと抱きかかえるように
一輪をスッと受けいれ入れ
ほどけるような冬の景色が生まれます。
30数年前の個展にて購入し、未使用のまま大切に保管しておりました。
共箱もきれいに残っております。
寒い季節の、小さな灯りのような椿がよくにあいます。
冬の茶花、椿・侘助・山茶花・水仙など
凛とした花々の気配を清らかに受け止める、
山田絵夢さんの常滑花入です。
花を一輪そっと入れるだけで、
器そのものが“景色”となり、
床の間に静かな時間が流れます。
高さ約24cm
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##インテリア・生活道具##一輪挿し・花瓶・花器